赤羽 北区の皮膚科,美容皮膚科,アレルギー科 中島皮フ科

03-3598-2823

〒115-0045 東京都北区赤羽2-23-2

無料メール相談

一般皮膚科

キャンペーン情報

トーニング 紹介

Cクエンスシリーズ紹介

皮膚の病気

中島皮フ科では、以下のような治療を行っております。

カユミ・いたみ・しこり・できもの・はれもの・赤いブツブツなど、皮膚に関するお悩みなどあればお気軽にご相談下さい。
一般皮膚科で治療するだけではなく、美容皮膚科との連携により、お肌をより良い状態に保つことに力を入れています。

爪の病気

中島皮フ科では、以下のような病気の治療を行っております。

皮膚の一部でもある爪にも様々な病気が生じます。爪の病気や異常でお悩みの方はお気軽にご相談下さい。

禁煙外来

喫煙する習慣の本質は「ニコチン依存症」という、治療が必要な病気です。
2006年より禁煙治療に健康保険等が適用され、患者様の負担も軽くなりました。禁煙治療を保険で受けるには以下の条件をクリアされ、5回の外来受診を12週間の間に受けていただきます。

  • ニコチン依存症を診断するテスト(TDS)で5点以上
  • (1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上
  • 1ヶ月以内に禁煙したいと思っている
  • 医師から受けた禁煙治療の説明に同意できる

~料金~

1回目初診 1,700円
2回目~4回目 1,120円
5回目 1,110円(3割負担)

※薬代は別途かかります。

禁煙外来では一酸化炭素濃度の測定、継続するためのアドバイスや禁煙補助薬の処方を受けることができるため、禁煙は成功しやすくなります。

禁煙補助薬

チャンピックス 飲むタイプ
貼るタイプは市販でも手に入りますが、飲むタイプは病院でのみ処方です。
貼るタイプで禁煙に失敗された方が飲むタイプにしたら意外と簡単にタバコを吸わないでもいられたと成功例多数です。

平成26年6月2日から 禁煙治療費の助成始まります

対象
北区に在住で禁煙を希望する方(禁煙治療中の方を除く)
定員
50人(申込み順)
助成額
禁煙治療にかかる自己負担額(上限額1万円)
(・自己負担額が1万円以上の方は1万円)
(・自己負担額が1万円未満の方は全額)
問い合わせ窓口

北区役所 健康いきがい課 王子健康相談係
北区役所 第一庁舎1階7番
電話 03-3908-9087

多汗症(ボトックス注射)

~重度のワキの多汗症は健康保険で治療できるようになりました~

ボツリヌス療法とは・・・
ボツリヌス菌がつくる天然のたんぱく質を有効成分とする薬をワキの下に注射します。
1回注射すると効果が4~9ヶ月持続するので、年に1~2回程度の治療で汗を抑えることができます。
※ボツリヌス療法は重度の方が対象です。

費用:約27,000円(3割負担)

服の汗染みが気になって着たい服が着られなかったり、電車のつり革につかまるときに人目が気になったり。
まわりの人に比べて明らかに自分の汗の量は多いと思っていても、誰にも相談できず、体質だからと仕方がないとあきらめてはいませんか。お気軽にご相談下さい。

気になるワキの汗に悩む方のためのワキ多汗症サイト
http://waki-ase.jp(グラクソ・スミスクライン株式会社)
ワキの多汗症に関する情報はこちらのホームページにも記載されています。

円形脱毛症

円形脱毛症とは年齢や性別に関わらず、突然円形の形で毛髪が抜けた空間が出現します。
症状や場合に合わせ、様々な治療法があり、薬を使う方法からドライアイス・液体窒素を使う方法などがあります。

また、男性に多く見られ生え際や頭頂部が薄くなる男性型脱毛症(AGA)の場合は内服薬、外用薬がそれぞれあります。

足白癬(水虫)

白癬菌はカビの一種です。皮膚の一番外側の角層に感染して水虫(足白癬)を起こします。

水虫には3つのタイプがあります。

  • ・趾間型足白癬・・・足の指の間が白くふやけたり、皮がむける。
  • ・角化型足白癬・・・足の裏全体が硬くなって、ひび割れを起こす。ほとんど痒みがない
  • ・小水疱型足白癬・・・足の裏に小さな水泡(水ぶくれ)ができる。

白癬菌は高温でじめじめしたところが大好きなので特に夏場に活発になりますが、最近では暖房やブーツの流行により、冬でも活動しています。
水虫はしつこく治りにくい病気です。 しかし、最近では1日1回で効く水虫用の優れた薬もあり、根気よく治療すれば、治せるようになりました。

日常生活で気をつけることは?

足は石けんでていねいに洗う
足の指の間までていねいに洗うように心がけましょう。ただし、ごしごしこするのは禁物です。 洗った後は石けんを十分に流し、よく乾かしてください。 また特別な消毒剤は必要ありません。かえってかぶれることもあります。
足はいつも乾燥させておく
白癬菌はじめじめしたところが大好き。
汗などで濡れたときはよくふいて乾かすようにしましょう。
靴をこまめに干す
靴を長時間はき続けないようにし、会社などでは、なるべくスリッパに履き替えましょう。また靴はこまめに日に当てて乾燥させるようにしましょう。
靴下は木綿製を
靴下は、薄く通気性のよい、木綿製のものがおすすめです。

感染を予防するためには?

じゅうたんや床はいつも清潔に
白癬菌は足からはがれ落ちた皮膚の中でも生き続け、他の人にうつってしまうことがあります。
じゅうたんや床は掃除機でまめに掃除をしましょう。 また、お風呂場の足ふきマット等はよく洗い、日光で干す等、乾燥させておきましょう。
タオルやスリッパは別々に
同様に、水虫の人のスリッパやタオルに白癬菌が付いていて、そこから家族に感染することもあります。
履き物などは共用しないようにしましょう。

症状の似ている別の病気かも知れませんので、自己判断はせず正しいお薬を塗ることが完治への近道です。
最近では女性の患者さんも増加しています。
恥ずかしがらずに是非ご来院を。

 

帯状疱疹

帯状疱疹ってどんな病気?

帯状疱疹の特徴
身体の左右どちら一方に、ピリピリと刺すような痛みと、これに続いて赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状にあらわれる病気です。 この症状に由来して「帯状疱疹」という病名がつけられました。 帯状疱疹は身体の中に潜んでいたヘルペスウイルスの一種、水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こります。 水ぼうそうにかかったことのある人なら、誰でも帯状疱疹になる可能性があります。
水ぼうそうと帯状疱疹の関係
  • ・はじめて水痘・帯状疱疹ウイルスに感染したときは、水ぼうそうとして発症します。
  • ・水ぼうそうが治ったあとも、ウイルスは体内の神経節に潜んでいます(潜伏感染)。
  • ・加齢やストレス、過労などが引き金となってウイルスに対する免疫力が低下すると、潜んでいたウイルスが再び活動を始め、神経を伝わって皮膚に到達し、帯状疱疹として発症します。
発症年齢
  • ・60歳代を中心に50歳代~70歳代に多くみられる病気ですが、過労やストレスが引き金となり若い人に発症することも珍しくありません。
  • ・通常は生涯に1度しか発症せず、免疫が低下している患者さんを除くと再発することはまれです。
主な発症部位
  • ・一般に、身体の左右どちらか一方の神経に沿って帯状にあらわれるのが特徴です。
  • ・胸から背中にかけて最も多くみられ、全体の半数以上が上半身に発症します。 また、顔面、特に眼の周囲も発症しやすい部位です。

帯状疱疹の症状

皮膚症状の経過
赤い斑点のあらわれる数日~1週間前ほど前から、皮膚の違和感やピリピリ感などの神経痛を伴うことがあります。
↓↓↓↓
その後、強い痛みを伴い、身体の片側の神経に沿って帯状にやや盛り上がった赤い斑点があらわれます。
軽度の発熱やリンパ節の腫れなどがみられることもあります。
↓↓↓↓
続いて赤い斑点上に水ぶくれがあらわれます。
水ぶくれは破れてただれた状態となり、かさぶたはと変わります。
↓↓↓↓
皮膚症状が治ったあとも、後遺症として帯状疱疹後神経痛が残ることがあります。
やっかいな後遺症
通常、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、その後もピリピリするような痛みが持続することがあります。
これを“帯状疱疹後神経痛”といいます。
これは急性期の炎症によって神経に強い損傷が生じたことによって起こります。

帯状疱疹の治療

治療は、抗ヘルペスウイルス薬を中心に行われます。
抗ヘルペスウイルス薬はウイルスの増殖を抑えることにより、急性期の皮膚症状や痛みなどもやわらげ、治るまでの期間を短縮します。
さらに合併症や後遺症を抑えることも期待されます。
抗ヘルペスウイルス薬は発症早期に服用を開始するほど、治療効果が期待できます。
帯状疱疹の特徴的な症状を自覚したら、出来る限り早く医師にご相談下さい。

日常生活の注意

“できるだけ安静に”
帯状疱疹は過労やストレスが原因となり、免疫力が低下したときに発症します。
十分な睡眠と栄養をとり、精神的・肉体的な安静を心がけることが回復への近道です。

“患部を冷やさないように”
患部が冷えると痛みがひどくなります。患部は冷やさずに、できるだけ温めて血行をよくしましょう。
ただし、使い捨てカイロや温シップ薬は、やけどやかぶれに注意して使用しましょう。

“水ぶくれは破らないように”
水ぶくれが破れると、細菌による感染が起こりやすくなります。
細菌による化膿を防ぐためにも、患部は触らないようにしましょう。

“小さな子供との接触は控えましょう”
帯状疱疹が他の人にうつることはありませんが、水ぼうそうにかかったことのない乳幼児には水ぼうそうを発症させる可能性があります。

帯状疱疹は早期に適切な治療を行うことで、症状を軽くし、合併症や後遺症である帯状疱疹後神経痛のリスクを減らすことができます。
帯状疱疹かな、と思ったら早めにご相談下さい。

 

じんましん

じんましんってどんな病気?

じんましんは突然、赤みをもった小さな皮膚の膨らみができる病気です。
この膨らみ(膨疹)は、いつの間にか消えるのですが、別の場所に現れてはまた消えることを繰り返します。
またムズムズする痒みをもつことが多いので症状が長引く患者さんにとってはつらい病気です。

じんましんの症状

じんましんの症状は、主にヒスタミンと呼ばれる物質により起こります。
何らかの刺激で皮膚の肥満細胞という細胞からヒスタミンが放出されると、血管に作用して皮膚の膨らみや赤みを、神経に作用してかゆみを起こします。

【急性じんましん】と【慢性じんましん】
~じんましんは、症状の続く期間によって急性と慢性に分けられます。~

  • ・急性じんましん・・・症状が1ヶ月以内に治まるもの。
  • ・慢性じんましん・・・症状が1ヶ月以上続くもの。夕方~夜間に症状が出て、悪化することが多い。
    治療には数週間~数ヶ月以上かかることが多い。

 

じんましんの原因は?

じんましんは、4~5人に1人が一生のうち一度は経験するといわれています。
そのうち7割以上の患者さんは自発的に症状があらわれる「特発性じんましん」です。
なぜ特発性のじんましんになるのかはまだよく分かっていません。

~原因の明らかなじんましんもあります~
ほかに、特定の刺激で起こるじんましんもあります。
このタイプのじんましんではお薬が効きにくいことが多いので、じんましんを起こす刺激を避けることが大切です。
次のようなことが思いあたる場合は、診察時にお伝え下さい。

  • 風邪薬や痛み止めを飲んでじんましんが出たことがある
  • 物にあたったり、ひっかいたところにじんましんが出る
  • サバやマグロなど特定の食べ物を食べた後に症状が出る
  • 日光に当たると症状が出る
  • 運動や入浴の後など、体が温まると症状が出る
  • 寒い所に行くと症状が出る
  • 皮膚が水に濡れると症状が出る

原因が分からなくても治せるのですか?

原因が分からなければ治せないの?と心配する方もいらっしゃるかもしれません。
でも、このタイプのじんましんはお薬が効きやすく、治療によって治ることが多いのです。
ですから、「特発性じんましん」と診断されても、原因不明だからとあきらめずに、しっかりと治療を行うことが大切です。

Q&A

症状を悪化させないためにできることは?
じんましんを悪化させる要因は人それぞれですが、一般的には睡眠不足・過労・ストレスなどが多いようです。
特に、じんましんが治らないことがストレスになると、それが原因でさらに悪化してしまうこともあります。
じんましんは、あせらず、無理せず治療することが何より効果的です。
食べ物で注意することはありますか?
アルコールや香辛料には注意しましょう。
特発性じんましんはアルコールや香辛料などの刺激物で悪化することがあります。
とりすぎには注意しましょう。
食物アレルギーによるじんましんの場合、原因の食べ物を避ける必要があるので、診察時にご相談下さい。
かゆい時は掻いてしまっても大丈夫ですか?
じんましんは掻くことによって病気そのものが悪くなることはありません。
しかし掻くと次々にかゆみの範囲が拡がり、ますます辛くなることが多いので注意しましょう。
どうしてもかゆい場合は、冷やすとかゆみが治まることがあります。
ただし、冷たさに反応する「寒冷じんましん」の患者さんでは逆効果になるのでご注意ください。
 

水いぼ

ウイルスが原因で起こる皮膚の感染症で、医学用語では伝染性軟属腫と言います。 子供に多い病気です。

症状は?

1~5mm程度の光沢のあるいぼができます。
いぼの中央にくぼみがあり、その中にある白い芯のような部分にウイルスが多く含まれています。

症状が出るまでの期間は?

ウイルスに感染しても、みずいぼの症状が出るまでには14~50日程度かかります。
そのため、いったん治療して良くなっても、すでに感染していたウイルスによってみずいぼがまた出てくることがあります。

みずいぼがよくできるところは?

胸やおなかなどの皮膚の薄いところや、わきの下などのこすれやすいところによくできます。

治療法は?

当院では専用のピンセットでみずいぼを取る方法を行っています。
この治療では取る際に痛みを伴うことがあるため、麻酔のテープを処置の1時間前に貼って頂きます。
麻酔のテープで痛みを和らげることが出来ます。(処置は予約制)

みずいぼは取らないといけないの?

みずいぼは放置しても自然に治りますが、それまでには長期間(6ヶ月~5年)かかります。
その間に、他の場所にうつったり、他の人にうつしたりすることがあります。
またかゆみを伴うことがあってかき壊し、とびひなど他の皮膚の感染症にかかったり、アトピー性皮膚炎がひどくなったりすることがあるので、みずいぼの数が少ないうちに取っておいた方が良いでしょう。

予防するためにはどうすれば良いの?
  • 衣類やタオルなどを共用しないようにしましょう。※熱湯消毒すればウイルスの力は弱くなります。
  • プールでは水着・タオル・浮き輪などを共用しないようにしましょう。
  • 適切なスキンケアを行い、皮膚を健康な状態に保ちましょう。
うつさないためにはどうすれば良いの?
  • みずいぼを掻き壊さないようにしましょう。他の場所にうつすだけではなく、とびひなどの原因にもなります。
  • みずいぼのある場所は衣類やばんそうこうなどで覆っておき、患部が他の人に直接ふれないようにしましょう。
  • 皮膚を清潔にしましょう。
    プールから出た後などは体をシャワーでよく洗い流し、保湿剤を塗るなどスキンケアをしましょう。
 

手あれ

進行性指掌角皮症いわゆる手あれは、特に主婦、美容師、飲食店員、銀行員などによくみられる病気です。
水仕事をよくしたり、紙幣をよく扱ったりするために、繰り返し指先に刺激が加わって起こるものと考えられています。

主に利き手の親指、人差し指、中指の指先から発症し、皮膚が乾燥してはがれ落ち、さらに硬くなってひび割れたり指紋がなくなるなどの症状がみられます。
そしてひどくなると両手のひら全体にまで広がってしまいます。一般的にアトピー素因を持つ人に多くみられ、冬にひどくなりますが夏にはよくなることが多いようです。

手あれの進行

はじまり・・・
親指、人差し指を中心に指先に軽い角化、乾燥、指紋の消失がみられます。

進行すると・・・
ほとんど全部の指に広がり、乾燥、角化、落屑がみられます。手のひらにも拡大してきます。

さらに進行すると・・・
赤みやかゆみも伴ってきて、小さな水ぶくれやひび割れもみられ、手あれから手湿疹の状態にまで進んでしまいます。

どうして手あれになるの?

一般に、皮膚のうるおい(水分量)は皮脂、天然保湿因子、角質細胞間脂質という3つの物質によって一定に保たれています。
手、指では皮脂腺(皮脂を分泌する)が少なく、そのため皮脂膜も薄くなっています。
そのかわり角質層が厚くなっていて、保護する役目を果たしています。
その角質層も、石鹸や洗剤などを使って頻繁に水仕事をしたり、指先をよく使ったりしたあとにお手入れをしないで放っておくと水分が失われやすくなります。
そこへ、さらに指先に様々なものの摩擦刺激が加わると、厚い角質層は弾力性を失い、ひび割れてしまいます。
ですから、手への刺激を少なくするような、ふだんからの心がけが予防には大切です。

日常生活で心がけること

お薬を正しく使いましょう
皮膚にうるおいを与える塗り薬、また、かゆみや湿疹を抑える塗り薬などがあります。
お薬は先生の指示をよく守り、正しく使いましょう。
刺激を避ける
木綿の手袋などを着用して、指先を直接刺激しないようにしましょう。
また、水仕事の際にはその上からゴム手袋などを着用して、直接洗剤に触れないようにしましょう。
手を大切に
手を使いすぎるのはよくありません。
炊事、洗濯などの仕事を減らす工夫をし、できるだけ手に負担をかけないようにしましょう。
手を洗いすぎない
何度も手を洗うと症状が悪化してしまいます。
手の洗いすぎには注意しましょう。
手を洗ったあとには、皮膚にうるおいを与える塗り薬を塗りましょう。
油断は大敵?!
症状が軽くなったからといって油断は大敵です。
再発しないためにも、手に刺激となるものは避ける、手を洗いすぎない、手を洗ったあとには皮膚にうるおいを与える薬を塗るなどのふだんからの心がけが大切です。
 

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は「よくなったり、悪くなったりをくり返す、かゆみのある湿疹がでる病気」で、患者さんの多くはアトピー素因(体質)をもっています。

症状とともに湿疹が現れる部分にも特徴があり、年齢によって変化していきます。
アトピー素因というのは,以前に気管支喘息やアレルギー性鼻炎・結膜炎・アトピー性皮膚炎のいずれかにかかったことがあるか、または家族でこれらの病気にかかった人がいること、そして、「IgE抗体」※をつくりやすい素因をもっていることをいいます。

血液中にあるタンパク質の一種で、体の中に異物(アレルゲン)が浸入したときにできて、再び同じ異物が浸入したときに、それを敵として認知し、過敏に反応します。

湿疹ができやすい部位

乳児期 口周り・ほおを中心に赤いポツポツ・ジュクジュクした湿疹
幼少児期 背中・脇腹・肘、膝の裏側に湿疹、ザラザラ皮膚
思春期・成人期 赤ら顔・首の周りが黒ずむ・全身に湿疹ができ赤くなる
アトピー性皮膚炎はバリアも問題
これまで、アトピー性皮膚炎はアレルギーの病気の代表とされてきました。
その人にとっての抗原(アレルゲン)は何か、例えばダニか、ホコリか、あるいは牛乳かということが重視されてきました。
もちろん、アレルギーも関与していますが、それだけではありません。
アレルギーよりも大きな原因は、バリア機能の低下した皮膚(アトピックスキン)にあります。
気温や湿度の変化、また、汗などによって症状が軽くなったり重くなったりするのは、この乾燥しやすく刺激に弱い皮膚に、さまざまな刺激要因が加わって炎症が起こると考えられています。

アトピー性皮膚炎の治療法

ステロイド外用剤(塗り薬)を用います
いまのところ、アトピー性皮膚炎の炎症、つまり湿疹の症状の強弱を問わず十分に早く抑えるにはステロイド外用剤に勝るものはありません。
ステロイドの飲み薬や注射薬は緊急退避的にしようする場合もありますが、原則としては使用しません。
アトピー性皮膚炎の治療はあせらず気長に症状をコントロールしながら、かゆみ・湿疹を意識しない普通の生活が送れることを治療の目標とします。
ステロイド外用剤は恐くない
ステロイドは別名:副腎皮質ホルモンといい、もともと体内の代謝にかかわる働きをしています。特に体の中で起こっている炎症を軽くする作用があります。
皮膚科専門医の指導にしたがって、決められた量を、決められた回数で使用すれば、全身的な副作用は起こることはありません。
逆に途中で勝手にやめてしまうと回復が遅くなるだけではなく、かえって症状を悪化させてしまいます。
ステロイド外用剤以外の薬は?
かゆみを止める作用をもった飲み薬には、抗ヒスタミン剤があります。
しかし、それさえ飲めば湿疹が治るという効果まではありません。
悪化の原因のひとつであるアレルギー反応を抑える薬としてあくまでもステロイド外用剤と併用するべきものです。
その他、中等症までの湿疹を抑える外用剤として免疫調整外用剤があります。

毎日のスキンケアを欠かさずに

アトピー素因をもった人でも湿疹の症状が治まったあとにスキンケアをしっかり続けていれば、皮膚の乾燥が起こらず、バリア機能を正常に保つことができます。
スキンケアとは皮膚に不足している脂分を、皮膚の外側に塗ることによって補うことをいいます。
あせらず気長にこの約束を守りましょう。

肌の清潔をこころがける
  • 汗をかいたらまめにシャワー浴びる
  • お風呂はぬるめのお湯に短時間入る
  • 石鹸は刺激の少ない弱酸性を。薬用石鹸は殺菌を目的としているため刺激が強いので避けましょう
保湿剤を効果的に使う
自分の肌に合った、刺激のないものを選びましょう。
湿度の低い冬場は白色ワセリンや油性の軟膏がよく、蒸し暑く汗をかきやすい夏場はクリームが適しています。
入浴やシャワー後など清潔にしたところで、日ごろ炎症を起こしやすい部位に塗ります。
直接肌に触れるものは刺激の少ないものを
  • 衣類や枕カバーなどの洗濯を頻繁にする。また、洗濯物はよくすすいでよくかわかす。
  • 衣類などは化繊やウール、麻などの刺激のあるものは避け、木綿の物を。

居住環境をもう一度見直そう!

いちばん多くの人が陽性になる抗原は、ダニとハウスダストです。
居住環境を変えるだけでもある程度これらを絶つことができます。

  • 畳、じゅうたんよりもフローリングに。
  • 掃除しやすいように家具を減らす。
  • 掃除機で家の中をこまめに掃除する。掃除機はダニ用のフィルターパック式を。
  • ハタキ・ホウキは使わない。
  • 湿気をなくすために、毎日窓を開けて外の風を入れる。
  • 天気のいい日にはふとんを干して、日光消毒でダニを殺す。
  • 不要なぬいぐるみは捨てる。
  • ペットの室内飼育は避ける。

乾癬

乾癬とは?

乾癬は「炎症性角化症」という皮膚の病気に分類され、「皮膚の炎症」と「表皮(皮膚のいちばん外側の層)の新陳代謝の異常」の2つの側面を持つ病気です。
皮膚から少し盛り上がった赤い発疹の上に、銀白色の垢(鱗屑)が付着し、ポロポロとフケのようにはがれ落ちます。
また、乾癬の皮膚では、症状が出ていない部分を掻いたり傷つけたりすると、そこに症状が出てくることがあり、「ケブネル現象」と呼ばれています。

乾癬の皮膚では、炎症を起こす細胞が集まって活性化しているため、毛細血管が拡張し、皮膚が赤みを帯びた状態となります。
また表皮が、健康な皮膚と比べて10倍以上の速度で生まれ変わり、生産が過剰な状態となっています。
過剰に生産された表皮は厚く積み上がり、鱗屑となってはがれ落ちていきます。
日本には10万~20万人の患者さんがいると言われています。

どうして乾癬になるの?
はっきりとした原因は分かっていませんが、体質的な要素(遺伝的素因)に気候、ストレス、風邪、喫煙、飲酒、食生活などの外的因子と糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、肥満などの内的因子が加わって発病すると考えられています。
治療法は?
乾癬の治療方法は、大きく分けて外用療法・内服療法・光線(紫外線)療法・生物学的製剤の4つの方法があります。
治療法は患者さん一人ひとりに合わせて決定します。
医師と治療法について十分相談し、医師から指示された用法・用量・組み合わせをきちんと守って治療することが大切です。
自分の判断で勝手にお薬をやめたり使いすぎたりすると、症状が悪くなったり、思わぬ副作用が出たりすることもあります。
医師の指示通りに正しく使いましょう。
治療について医師に相談しましょう
乾癬の治療で一番重要なのは、患者さんが継続して積極的に治療に取り組むことです。
病気や治療について知りたい時、なかなか良くならない時、医師の指示通りにお薬が塗れない・服用できないなど、今の治療を続けることが難しい時は、気軽に相談しましょう。

乾癬とうまく付き合うために Q&A

乾癬は治らないの?
乾癬になりやすい体質が変わることはありませんが、根気よく治療を続けて生活習慣を少しでも改善することで、ほとんど症状のない状態を長期間保つことができます。
乾癬は遺伝するの?
乾癬になりやすい体質は遺伝することもあると言われていますが、体質を受け継いだとしても必ず乾癬になるわけではありません。
日本では、親が乾癬で子どもも発病する可能性は約5%と言われています。
乾癬はうつるの?
乾癬は、まわりの人にうつることはありません。
温泉やプールなど一緒に入っても絶対にうつりませんので、ご家族や友人などまわりの人に乾癬についての正しい知識を持ってもらいましょう。
お薬はずっと続けなければいけないの?
乾癬は良くなったり悪くなったりを繰り返す経過の長い病気です。
症状やわらげたり、良い状態を長く保つには、根気よく治療を続けることが大切です。
そのためには、医師とよく相談し、お薬は指示を守って正しく使いましょう。
ケブネル現象を起こさないためには?
ケブネル現象は、衣類や眼鏡などの刺激によっても起こりますので、服装には十分気を配りましょう。
また長時間、肘をついたり正座したりすることは避けましょう。
かゆいときはどうすれば良いの?
かゆいからといって掻くとケブネル現象を起こし、さらに症状が悪化します。
かゆいときは医師に相談して、かゆみ止めを処方してもらいましょう。

日常生活で注意すること

乾癬の症状は治療によって良くなりますが、環境やストレス、体調によって悪化することもあります。
治療と並行して日常生活でも、症状が悪くならないように生活習慣や体調管理に注意することが大切です。

皮膚への刺激を避けましょう
衣服でこすれたり、皮膚を掻いたりすることなどの刺激で症状が悪化します。
衣服はなるべく柔らかい素材のものを選びましょう。
乾燥に注意しましょう
一般的に、乾癬は夏に良くなり、冬に悪化します。
とくに冬は皮膚が乾燥するので注意しましょう。
日光浴をしましょう
乾癬は日光にあたると良くなることが多いので、なるべく日光浴をしましょう。
ただし、急激な日焼けは皮膚を刺激し悪化の原因になりますので、徐々に始めましょう。
ストレスをためないようにしましょう
肉体的・精神的ストレは症状悪化の原因になります。
ストレスを完全になくすことは難しいですが、スポーツや趣味などで気分転換して、ストレスを発散させましょう。
適度な運動をこころがけましょう
肥満と乾癬の関連が指摘されています。
運動することで体を鍛え、適正な体重を保つことができます。
リラックスやストレス解消にもなりますので、適度に体を動かすことが大切です。
食生活に注意しましょう
カロリーの高い食事(肉類・脂肪分)は症状を悪化させ、カロリーの低い食事(野菜・魚)は症状を改善させると言われています。
香辛料などの刺激の強い食べ物やお酒はかゆみを増すので、できるだけ控えた方がいいでしょう。
喫煙は控えましょう
煙草を吸うとのどを痛め、風邪や扁桃腺炎にかかりやすくなります。
風邪や扁桃腺炎は乾癬を悪化させる原因になりますので、喫煙はなるべく控えましょう。
入浴により清潔を保ちましょう
毎日入浴して清潔を保ちましょう。
ただし、ゴシゴシこすりすぎたり、体を温めすぎたりすると、かゆみが増すので熱いお風呂は避けましょう。
入浴後はタオルで優しく体を拭き、できるだけ早くお薬を塗りましょう。

脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎とは

脂漏性皮膚炎ってどんな病気?
皮膚では皮脂腺から毛孔を通じて皮脂が分泌されていますが、この分泌が多くなった状態を脂漏(しろう)と言います。
脂漏を基盤として、紫外線やカビ(真菌)などによって皮脂が脂肪酸に分解され、炎症を引き起こすことがあります。
これが脂漏性皮膚炎です。
また、脂漏性皮膚炎を発症・悪化させるものとして癜風菌という真菌が関与していることが報告されています。
この菌は脂を好む菌ですが、皮膚に普通に存在しているものです。
ところが、脂漏性皮膚炎になると、この菌が異常に増える症例がいることわかっています。
脂漏性皮膚炎はどこにできる?
脂漏性皮膚炎のできやすい場所は、頭や顔などの皮脂分泌の多い場所(脂漏部位)や腋の下などの皮膚が擦れやすい場所です。
治りますか?
自然に治ることが多い乳児の脂漏性皮膚炎に比べて、青年期以後に発症すると再発を繰り返し、治るまでに時間がかかることもあります。
何よりも根気よく治療を続けることが大切です。
なぜ、脂漏性皮膚炎になるの?
残念ながら、脂漏性皮膚炎の原因についてはわかっていないこともたくさんありますが、いろいろな要因が影響して発症・悪化させていると考えられています。
最近では、脂の多い場所を好むカビ(真菌)の脂漏性皮膚炎への関与が注目されています。

脂漏性皮膚炎を発症・悪化させる要因

  • 生活サイクルの乱れ(寝不足など)
  • ストレス
  • カビの寄生
  • 皮脂貯留(入浴不足・洗顔方法など)
  • ホルモンバランスの崩れ
  • 食事のかたより(ビタミンB不足)

脂漏性皮膚炎のケア

どうすれば治りますか?
脂漏性皮膚炎では、医師が処方するぬり薬やのみ薬だけではなく、日頃から発症・悪化の要因の取り除くことも大切です。
どのような治療方法がありますか?
主に塗り薬を使用しますが、症状・状態によってはのみ薬を併用します。

日常生活で気をつけることは何ですか?

皮膚を清潔に
できれば毎日入浴し、低刺激性の石鹸(シャンプー)を使って、ていねいに病変部(頭部)を洗浄(洗髪)し、皮脂、麟屑を取り除きます。ただし、強く擦らないようにします。
入浴後は、病変部には外用剤、その他の部位には保湿剤を使用します。
また普段、病変部を掻かないように注意します。
食生活に注意!
  • 多くのビタミンは欠乏すると皮膚症状があらわれますので、とくにビタミンB郡を多く含む食品を積極的にとるようにします。
    ⇒⇒レバー・しじみ・牛乳・卵・ほうれん草・トマト・キャベツ・椎茸などを積極的に
  • 皮脂分泌を高めたり、皮膚に悪影響を与えるような食品をとり過ぎないようにします
    ⇒⇒脂肪分・糖分・ナッツ・コーヒー・アルコール・香辛料などは控えめに
  • 便秘にならないよう、規則正しい食事をし(排便の習慣をつけ)、食物繊維の多いものをとるなど気をつけます。
    ⇒⇒玄米・麦・まめ・野菜・いも・海藻・きのこ・こんにゃく・果物などを積極的に
ストレスを避ける
ストレス・過労(睡眠不足)などは増悪因子となるので、規則正しい生活を心がけ、十分に睡眠をとるようにします。

掌蹠膿疱症

掌蹠膿疱症ってどんな病気?

掌蹠膿疱症は手のひらや足の裏に、左右対称にうみ(膿疱)が繰り返しできる皮膚の病気です。
膿疱ととに赤い斑点(紅斑)や鱗屑と呼ばれるカサカサしたフケのようなものがあらわれます。
かぜや扁桃炎などの上気道炎症状などのきっかけとなって膿疱が出てくることがあります。

掌蹠膿疱症の症状
  • 小水疱(みずぶくれ)、小膿疱(うみ)
    1~5mm程度の大きさの小水疱や小膿疱ができます。
  • 炎症
    主に小水疱や小膿疱の周りに炎症反応がみられます。
  • かゆみ
    膿疱ができる部位にかゆみがみられる場合があります。
  • 爪の変形・にごり
    頻度は低いですが、爪の変形やにごりがみられる場合があります。
症状の変化
まず透明な小水疱や黄色い小膿疱ができます。
これが次第に茶色くにごり、かさぶたになります。最終的にそのかさぶたがはがれ落ちます。
この過程で紅斑が現れ、炎症反応もみられます。
古い膿疱がなくなるとともに、新しい膿疱が現れ、これらが繰り返されます。
症状が出る部位
  • 手のひら
    手のひらの中央、親指の下、小指の下あたりにみられます。

  • 土踏まず、かかと、足の縁などにみられます。
  • その他
    まれに、手にひらや足の裏以外に膝などにもみられることがあります。
病気の原因
扁桃炎、虫歯、副鼻腔炎、中耳炎などの病巣感染や、歯科金属なその金属アレルギーが関係していることもありますが、はっきりとした原因は現在のところ分かっていません。
治療方法
掌蹠膿疱症の治療でまず試みるのは、お薬や紫外線での治療です。
また、病巣感染や金属アレルギーなどが明らかな場合は、それらを除去する治療を行う場合もあります。

日常生活で気を付けること

  • 禁煙しましょう
    掌蹠膿疱症の患者さんは喫煙者が多いことから、掌蹠膿疱症と喫煙は何らかの関係があると考えられています。
    健康のためにも禁煙しましょう。
  • うがいをするように心がけましょう
    掌蹠膿疱症はかぜや扁桃炎がきっかけとなって発症することがあります。
    かぜなどをひかないよう日頃からうがいをするようにしましょう。

Q&A

掌蹠膿疱症は治りますか?
患者さんによって異なりますが、多くは平均3~7年で軽快すると言われています。
早く治すためにはしっかりと治療を行うことが大切です。
膿疱の中に菌はいますか?
掌蹠膿疱症の膿疱は、無菌性膿疱と呼ばれており、その中には菌はいません。
掌蹠膿疱症は他の人に感染しますか?
掌蹠膿疱症の膿疱の中には菌がいないことから、他の人に感染することはありません。
何歳くらいで発症することが多いですか?
統計によると、掌蹠膿疱症は40~50歳代に発症のピークがありますが、20~30歳代に発症することも多いです。
水虫と似たような症状が出るのですが水虫とは違うのですか?
掌蹠膿疱症と水虫はしばしば似た症状を示しますが、全く異なる病気です。
したがって治療方法も異なりますので、自己判断でお薬を使ったりせず、すぐにご相談下さい。
皮膚以外に出る影響はありますか?
皮膚以外に、鎖骨を中心に骨や関節などが痛くなる患者さんもいます。
ページの先頭に戻る