陥入爪
陥入爪とは爪の端の湾曲が著しい状態の爪の事です。
爪の変形はまれに爪白癬が続発することもありますが、狭い靴にある圧迫や外傷が誘因で特殊な爪の形になることがあります。
当院では指に麻酔をかけて爪母から爪を縦に細く切除して、爪の横幅を狭める手術(フェノール法)と伸ばした爪の先に2ヶ所穴をあけ、形状記憶合金のマチワイヤーを入れて固定する治療法(ワイヤー法)の2種類の方法があります。
フェノール法は健康保険が適応されますが、ワイヤー法は自費負担になります。
どちらの方法が適しているかまずは診察でご相談下さい。
陥入爪(フェノール法)
- こんな方にはぜひオススメ
-
1つでもあてはまる方は、ぜひ一度形成外科のカウンセリングにご相談下さい。
【注意点】
- 術後はしっかりガーゼと包帯で固定しますので、当日はサンダルなど幅の広い靴がおすすめです。
- 指先に力が入らないようにヒールが高い靴での外出はお休みして下さい。
- どんなふうにやっていくの?
-
STEP 1
皮フ科を受診して頂き、爪の炎症や痛みについて診察いたします。形成外科の予約を取ります。
手術は痛み、炎症が無くても可能です。
STEP 2
形成外科の予約日に来院し、当院2階で手術します。
問診表記入後、手術方法について形成外科医より説明があります。
カウンセリングのみの方は手術の予約を取ります。
STEP 3
手術室のベットの横になり、局所麻酔をかけ、巻いてしまった爪を部分抜爪しフェノールをつけます
- やった後のケアはどうするの?
-
STEP 1
消毒の日まではガーゼ、包帯はしたまま過ごします。手術当日の夜は足を高くして寝て下さい。
3日間は長時間歩いたり、立っている事のない様にしましょう。
STEP 2
月曜日から何回か消毒に来て頂きます。
シャワーは翌々日から、お風呂は1週間~2週間経って、傷が落ち着いてからにしましょう。
STEP 3
形成外科の予約日に来院し、術後経過の診察をします。
- 料金
- 料金表はこちら
陥入爪(ワイヤー法)
- こんな方にはぜひオススメ
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1つでもあてはまる方は、ぜひ一度形成外科のカウンセリングにご相談下さい。
【注意点】
- 爪白癬の症状が強い方、爪がもろくすぐに割れてしまう方には適していません。
- 当日はサンダルなど幅の広い靴がおすすめです。指先に力が入らないようにヒールが高い靴での外出はお休みして下さい。
- どんなふうにやっていくの?
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STEP 1
皮フ科を受診して頂き、爪の炎症や痛みについて診察いたします。形成外科の予約を取ります。
手術は痛み、炎症が無くても可能です。
STEP 2
形成外科の予約日に来院し、当院2階で手術します。
問診表記入後、手術方法について形成外科医より説明があります。カウンセリングのみの方は手術の予約を取ります。
STEP 3
手術室のベットに横になります。
爪の伸びている方は局所麻酔が不要の場合があります。
爪の短い状態でワイヤー法をご希望の方は局所麻酔をして施術いたします。
- やった後のケアはどうするの?
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STEP 1
治療後の日常生活上制限はありません。当日からの入浴は可能です。
激しい運動はできません。軽いジョギング程度なら可能です。
ワイヤーを装着中は、少し余裕のある靴を履いて下さい。
STEP 2
爪が伸びたら再診していただきワイヤーを抜去し、同様の方法で新しいワイヤーをつけます。
STEP 3
2~3ヶ月後にワイヤーの付け替えを目安に通院して下さい。
- 料金
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